東京都による大型の設備投資に対する補助金制度です。公式サイトはこちらです。
補助事業の目的
先端技術を活用して持続的発展を目指す中小企業等が、更なる発展に向けた競争力強化、デジタルトランスフォーメーション（デジタル化による組織やビジネスモデルの変革。以下「ＤＸ」）の推進、都市課題の解決に貢献し、国内外において市場の拡大が期待される産業分野におけるイノベーションの推進、後継者による新たな取組みに必要となる機械設備や器具備品、ソフトウェアの購入経費の一部を助成する制度です。
補助の対象
応募資格
- 2021年4月１日現在で東京都内に登記簿上の本店又は支店がある
- 都内で2年以上事業を継続している中小企業者等
- 設備を東京都外に設置する場合は、東京都に本店があり、設置場所は神奈川県・埼玉県・千葉県・群馬県・栃木県・茨城県・山梨県に所在する工場等であること
補助対象経費
機械装置、器具備品、ソフトウェアの新たな導入、搬入・据付等に要する経費
※ただし、1基50万円（税抜）以上のもの
補助額および補助率
事業区分別
最大1億円、補助率2/3の補助が得られます。詳細を下表に示します。
| 事業区分 | 申請者区分 | 助成率 | 助成額 |
| I 競争力強化(中小企業者) | A | 1/2以内 | 100万円～1億円 |
| I 競争力強化(小規模企業者) | B | 2/3以内 | 100万円～3千万円 |
| II ＤＸ推進 | C | 2/3以内 | 100万円～1億円 |
| III イノベーション | D | 2/3以内 | 100万円～1億円 |
| IV 後継者チャレンジ | E | 2/3以内 | 100万円～1億円 |
事業区分の説明
以下の４つの事業区分が設定されています。
- 競争力強化：更なる発展に向けて競争力強化を目指す設備投資
- ＤＸ推進：IoTやAI、ロボット及びデジタル技術を活用し、DX推進を図り将来的な変革を目指し生産性の向上を図る設備投資
- イノベーション：都市課題の解決に貢献し国内外において市場の拡大が期待される産業分野において、新事業活動を行い、生産性の向上やイノベーション創出を図るために必要となる設備投資
- 後継者チャレンジ：事業承継を契機として、後継者が中心になって事業多角化や新たな経営課題による生産性向上に取り組むことで生産性の向上を図る設備投資
ご支援について
支援期間
約１ヶ月
料金
着手金および成果報酬
成果報酬のご請求は、交付決定後とします。
詳細についてはお問い合わせください。
支援業務の流れ
経営者様とヒアリングを行ない、事業内容、投資計画、応募枠などを協議します。
発注をいただいたのち、電子契約を締結します。
当社よりヒアリングシートを提示し、事業者様にて記入・返送いただきます。
その後、必要に応じて計画内容や会社状況に関する追加ヒアリング・ディスカッションを実施します。
必要に応じて加点項目となる経営計画等を作成します。
当方にて指定書式のドラフトを作成します。
その後、経営者様と当社とで協議して申請書を最終化します。
申請書と必要書類を印刷・捺印・PDF化して提出します。
書類審査後は、面接審査の対策を実施します。
採択発表後、交付申請(電子申請)をご支援します。
交付決定後、成果報酬をお支払いただきます。
発注・契約締結して事業を実施します。
事業実施後には、事務局への実績報告を行います。
実績報告の完了後、「精算払請求」を経て、補助金が入金します。
対応エリア
東京都