【学生向け】ベンチャー企業が語る!「インターンシップ」の魅力とは?

学生と企業双方にとってメリットのあるインターンシップ制度。近年では大企業だけでなく、ベンチャー企業が導入することも増えてきました。

成長スピードの早いベンチャー企業だからこそできる経験は多く、得られるメリットがたくさんあります。そこで今回はベンチャー企業の経営者目線で、インターンシップの魅力や成功のための心構えなどをお伝えします。

ベンチャー企業ならではのメリット

ベンチャー企業でインターンシップを経験すると、次のようなメリットが期待できます。

(1)業界のリアルが体験できる

「百聞は一見にしかず」という言葉通り、実務を通して業界の理解を深められるのはインターンシップの大きなメリット。ベンチャー企業はスピード感をもって事業に取り組む会社が多いので、より業界のリアルを感じることができます。

知らなかった魅力が見えれば、働く意欲が増すことでしょう。もしも「想像と違う」と感じたなら、違う業界に目を向けるきっかけにすれば良いのです。業界に入ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔する事態が回避できます。

(2)自分の適性が分かる

ベンチャー企業は少数精鋭であることが多いため、一人一人が多様な業務を担っています。インターン生も決まった仕事だけではなく、多岐にわたる業務を経験できる可能性があります。

たとえば、企画やマーケティング、営業、広報、システム開発など、幅広い業務を経験すれば、自分の適性が見えてきます。

「アイデアを出すのは得意だとは感じていたけれど、やっぱり自分には合っているようだ」「苦手意識があった人との交渉も、実は合っているかも」といった実感をもつことができれば、これからのキャリアプラン形成に役立つことでしょう。

(3)成長が実感しやすい

ベンチャー企業は成長スピードが速いのが特徴。そうしたスピードを体感できるのも、ベンチャー企業ならではのメリットです。

たとえば新規事業を始めたことで、売上が一気に倍増することもあるでしょう。社員の数がどんどん増えたり、オフィスが拡大移転したりすることもあります。

また自分が提案した企画が実現したり、自分の改善策が実を結んで売上増につながったりするかもしれません。そうした成功体験は、就職活動の際の自己PRにも使えます。

(4)社長のそばで働ける

社長や役員との距離が近いのも、規模が小さいベンチャー企業ならではのメリット。大手企業であれば、社長と顔を合わせる機会はほぼないでしょう。ですがベンチャー企業であれば、顔を合わせて仕事する機会が多々あります。

自ら事業を育ててきた社長や役員の生の声には、書籍やネット記事からは学べない気づきが多く、刺激を受けることでしょう。起業を考えているなら、経営手腕をそばで学び、経営者マインドを実感できるのも大きなメリットです。

(5)有給である会社が多い

大企業の場合、採用の一環としてインターン生を受け入れることが多く、特に短期インターンの場合は、無給であることがほとんどです。

一方でベンチャー企業では実務を任せ、即戦力として期待しているケースも少なくありません。そのため給料が発生することが多く、社会勉強とアルバイトを兼ねることができます。

(6)人脈づくりができる

将来起業を考える人であれば特に、人脈はとても大切です。インターン生になると、大学生活を送るだけでは出会えない人たちと知り合い、人脈を築くきっかけが得られます。大きな仕事を担当することも多いベンチャー企業ならなおさらです。

さらには、インターン生同士のつながりも大切な人脈といえるでしょう。ベンチャー企業でのインターンを希望する学生は、向上心がある人が多く、チャレンジ精神も旺盛。学生時代につながりを持っておくことが、将来生きてくるかもしれません。

インターンシップ先の探し方

ではベンチャー企業でのインターンシップを希望する場合、どのようにして探せばよいのでしょうか?代表的な方法を5つ紹介します。

(1)インターネット求人サイトを利用する

手軽なのは、大学生向けにインターンシップを紹介している求人サイトを使用するという方法。「インターンシップ 求人 大学生」などのキーワードで検索すると、色々ヒットするはずです。

大手就職サイトのリクナビマイナビでも、インターンシップに関する求人情報を多数掲載しています。業種や地域、職種などを絞り込んだ検索も可能なので、希望する条件で色々探してみてください。

(2)目当てのベンチャー企業のサイトを確認

求人サイトには掲載せず、自社ホームページのみで募集しているベンチャー企業も少なくありません。また、ベンチャー企業は「インターンシップ」ではなく「アルバイト」名目で人材募集していることも多いものです。気になるベンチャー企業があるなら、直接ネットで検索するのも一つの方法です。こまめにチェックして、情報を集めましょう。

(3)大学の窓口で相談する

大学を通してインターン生を募集している会社も多いので、キャリアセンターや就職課など大学の窓口で相談してみてください。条件を伝えれば、希望に会うインターン先が見つかるかもしれません。

(4)SNSで直接つながる

SNSマーケティングに力を入れているベンチャー企業がたくさんあります。「X」(旧Twitter)やビジネス特化型SNSの「LinkedIn」など、SNS経由で採用担当とつながっておくことで、求人採用の情報を素早く得られるかもしれません。

(5)教授や先輩に聞いてみる

研究内容や教授のキャラクターにもよりますが、業界とのつながりを持つ教授もいます。インターンシップに興味があるなら、教授に相談してみるのも良いでしょう。

また実際にインターンシップを経験した先輩に聞くことで、インターンシップを受け入れている会社の情報をもらえる可能性もあります。

応募に必要な書類は?

インターンシップに応募する際は、「エントリーシート」「履歴書」のいずれかの提出を求められることが一般的です。

エントリーシート

エントリーシートには、氏名や連絡先といった個人情報のほか、「志望動機」や「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」などを記入します。

ちなみに「学生時代に力を入れたこと」は「ガクチカ」という略称でも知られ、就職活動には欠かせません。

ベンチャー企業では、“積極性と自主性”や“変化を楽しめる柔軟性”、さらには“チームワークとコミュニケーション能力”などが高く評価される傾向があります。

これに加えて、パソコンの利用経験も重要です。今日の企業ではパソコンを利用することがほとんどですから、「パソコンはこれから勉強します」ということでは、戦力化に時間がかかると判断されるでしょう。

これまでの経験を振り返り、ぜひアピールにつながるエピソードを盛り込んでください。

履歴書

氏名や連絡先をはじめ、学歴や資格、免許などをまとめます。履歴書はいわば、個人情報を確認するための書類。志望動機欄もありますが、エントリーシートほど色々書くスペースはありません。

なお履歴書は、一般的には手書きとパソコン書き、どちらでも問題ないとされていますが、パソコンで作成することをおすすめします。

電子ファイルが主流となった昨今、手書き履歴書を提出してしまうと、「この人はパソコンを利用するスキルがないのでは」と疑念を抱かれるおそれがあるため、おすすめできません。加えて、パソコン書きだと複数用意しても負担がかからない、というメリットも見逃せません。

インターンシップを成功させるための心構え

学生時代の貴重な時間を使って参加するなら、実りあるインターン生活にしたいもの。そこで、充実度を高めるための心構えをお伝えします。

(1)目的意識を持つ

インターンシップの期間中に達成したい目標を、できるだけ具体的に設定しましょう。それに向けて努力し、自分の成長を実感することができます。

(2)積極性を持つ

自ら進んで仕事に取り組む姿勢を持ちましょう。指示を待っているのではなく、会社の目標達成のために必要な取り組みを考え、自ら手を挙げて、挑戦することが大切です。

(3)フィードバックを求める

短期間で急成長するため、フィードバックを積極的に求めましょう。上司や同僚からアドバイスをもらえば、それを活かして速やかに改善し、短期間で“必要不可欠な人材”になることができます。

(4)時間管理を徹底する

効率的に仕事を進めるために、時間管理を意識しましょう。タスクの優先順位をつけ、計画的に行動することが重要です。ベンチャー企業の仕事は時間との戦いであることを意識しましょう。

まとめ

ベンチャー企業でのインターンシップには、大手企業にはない魅力がたくさん詰まっています。特に起業を考えているなら、少数精鋭の環境の中、しかも社長のそばで働くことで、またとない経験ができることでしょう。

当社でも、東京都の池袋本社にて、学生アルバイトを募集しています。業務内容は、不動産の売買・賃貸、経営コンサル、新規事業開発(M&Aを含む)です。経営企画や事業開発、不動産、コンサル、M&A関係への就職を希望する学生には、ぴったりの職場だと自負しています。

社長の土井は東京大学を卒業後、米国系コンサル会社やM&Aアドバイザリー会社等での勤務歴を経て2012年に創業、2013年に当社を設立しました。経営企画、不動産のスペシャリスト(宅建士・中小企業診断士資格あり)であることに加え、金融やマクロ経済に関する知見もあり(証券アナリスト資格あり)、市場分析や戦略立案に活用しています。

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